この記事では、theme.jsonで行間を設定する方法について解説しています。
エディタとフロントの行間が上手く同期できない人はぜひご参考ください。
目次
settings.typography.lineHeight
WordPressのデフォルト設定では、行間の設定は無効化されています。
行間の設定を有効化するには、settings.typography.fontFamiliesの値にtrueを指定する必要があります。
{
"$schema": "https://schemas.wp.org/trunk/theme.json",
"version": 3,
"settings": {
"typography": {
"lineHeight": true
}
}
}
JSONエディタとフロントの行間を同期させる
エディタとフロントの行間を同期させる簡単な方法は、サイト全体に共通の行間値を設定します。
設定方法は、styles.typography.lineHeightに共通値を設定します。
{
"$schema": "https://schemas.wp.org/trunk/theme.json",
"version": 3,
"settings": {
"typography": {
"lineHeight": true
}
},
"styles": {
"typography": {
"lineHeight": "1.5"
}
}
}
JSON生成されるcssは以下のとおりです。
:root :where(body) {
line-height: 1.5;
}
CSSブロックごとの行間を変更する
ブロックごとの行間を変更することも可能で、core/paragraph(段落)の行間は1.25にして、core/heading(見出し)の行間は1.75にするといったことができます。
{
"$schema": "https://schemas.wp.org/trunk/theme.json",
"version": 3,
"settings": {
"typography": {
"lineHeight": true
}
},
"styles": {
"blocks": {
"core/paragraph": {
"typography": {
"lineHeight": "1.25"
}
},
"core/heading": {
"typography": {
"lineHeight": "1.75"
}
}
}
}
}
JSON生成されるcssは以下のとおりです。
:root :where(p) {
line-height: 1.25;
}
:root :where(.wp-block-heading) {
line-height: 1.75;
}
CSS