ブログを始める前に、必ず疑問に思うことの一つが、「本当に副業として稼ぐことができるのか?」という点です。
数年前までは稼げていたかもしれませんが、現在ではChatGPTやBing AIなどのツールが普及し、ブログで稼げる時代は終わったと思う方も多いでしょう。
そこで、この記事では、現役Webエンジニアで副業としてサイト運営をしている私が、現在のブログで稼ぐことが可能かどうか、またブログで稼ぐためにはどのような方法があるのかについて解説します。
ブログは本当に稼げるのか?
個人的な意見としては、ブログで稼ぐことはまだまだ可能だと思いますが、ジャンルによっては稼ぎづらくなってきていることが挙げられます。その中でも、エンジニア向けのジャンルは特に厳しくなっていくと考えています。(実際、私のジャンルがまさにその例ですw)
その他のジャンルは問題ないか?
エンジニア向け以外のジャンルについては、AIツールの影響が多少あるとは思いますが、大きな問題にはならないと思います。
例えば、旅行のおすすめスポットや現地で有名なお店などを探す際に、皆さんはAIツールを使って質問するでしょうか?おそらく、多くの人がYouTubeやブラウザで検索するでしょう。
その理由は、実際に行った人の体験談を知りたいからです。なぜそのスポットが良かったのか、現地で有名なお店の雰囲気や美味しい料理など、具体的な体験を重視するからです。
ジャンル別にAIツールによる影響の有無についてまとめました(個人的な意見になります)。
- FX・仮想通貨(投資系)
- スポーツジム
- VOD(ビデオオンデマンド)
- 副業
- マッチングサービス
- 旅行・グルメ
- 物販・せどり
- プログラミング学習
ブログで稼ぐ方法3選
広告収入(Googleアドセンス)
Googleアドセンスは、ブログを始めたら誰もが一度は利用する広告収入の方法です。
始めるには、まずGoogleアドセンスに自分のサイトを申請します。申請が承認されると、サイトのどこに広告を表示するかを設定するだけで、あとは自動的に広告が表示されるようになります。
始めるのは非常に簡単で魅力的な広告収入の手段ですが、サイト訪問者数やページビュー数に依存するため、始めたばかりの頃は収益がわずかであることが多いです。
商品・サービス紹介(Amazonアソシエイト・A8.netなど)
個人的に一番おすすめなのは、商品やサービスの紹介を通じて収入を得る方法です。
Googleアドセンスのように設定するだけで収入が得られるわけではなく、紹介する商品やサービスについての記事を書く必要があります。しかし、取り扱う商品によっては、1件の契約で1万円以上の収益を得ることも可能です。
また、Amazonや楽天市場などの有名ECサイトで取り扱っている商品を紹介することもできるので、始めやすく収益も得やすいです。
実際に私が運営していたブログは、月間7〜8万のページビュー数とそこまで多くありませんでしたが、それでも毎月5万円ほどの収入を得ていました。
事業のサービス紹介・スキルの活用
事業のサービス紹介やスキルの活用については、現在私が取り組もうとしている収益化の方法の一つです。そのため、始めやすさや稼ぎやすさについては推測になります。
この方法では、会社や自分のスキルをサイト訪問者に認知してもらい、そこからのお問い合わせで仕事を受ける形になります。
いくら稼げばプラスになるのか?
まず、ブログを始めるにあたって必要なものは「ドメイン」「レンタルサーバー」「CMS」の3つだけです。そして、年間費用は以下の通りです。
- ドメイン:2,000円程度
- レンタルサーバー:10,000円程度
- CMS:0円(有料あり)
年間で10,000円以上稼ぐことができれば、費用は十分に回収できる計算になります。月ごとに換算すると、約850円です。手頃な価格で始めることができるため、初心者の方でも、始めた年に元を取ることは十分に可能です。
最後に
ブログで稼ぐ方法についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
個人的には、YouTubeなどの動画系コンテンツは編集技術が必要ですが、ブログは文章さえ書ければ誰でも簡単に始められる副業だと思っています。そのため、専門的な技術を持っていない方にもとてもおすすめです。
例えば、旅行が趣味の方であれば、行き先のおすすめスポットや雑誌に掲載されていた店舗に行った感想などを記事にすることができます。料理が好きな方は、おすすめのレシピを紹介するなど、さまざまなテーマでブログを運営できます。
さらに、現代社会ではパソコンスキルが必須となってきているため、パソコンが苦手な方もブログを通じてタイピング速度の向上やパソコンの基礎操作を学ぶことができるので、ぜひ試してみることをおすすめします。